クリスマスおめでとうございます!

クリスマスおめでとうございます!

皆さまも周知の通り、全世界は未だ新型コロナウィルス感染症に苦しんでいます。ですから、このコロナウィルスの真っ只中では、簡素にクリスマスのお祝いをして、「主の御降誕」を喜び祝いましょう。そして、2021年のクリスマスは、他の年とは全く違っても、クリスマスのメッセージは忘れないようにしましょう。私たちの救い主、贖い主であるイエスさまの聖なる誕生です。インマヌエル、「神は私たちと共におられる」 イエスさまは、神の愛を私たちと分かち合うために来られました。病人を癒やし、人類を罪から解放するために来られたのです。

クリスマスをお祝いするにあたって、一番大切なテーマのひとつは、平和です。聖書には次のように書かれています:キリストがお生まれになった時、天使が、社会では虐げられている羊飼いたちに現れて、歌いました。 「いと高きところには栄光、神にあれ。地には平和、御心に適う人にあれ」ルカ2:14
キリスト者にとって、キリストは平和の主です。人を神と和解させ、人を他の人と和解させるために来られた救い主です。 キリストは、神として私たちに、神のいつくしみと愛をお示しになり、人間として私たちの苦しみや痛み、そして強い願望など、すべてにおいて私たちと共にいて下さるインマヌエルです。 それ故に私たちは、神はあわれみ深く、いつくしみ深い神であると信じているのです。
ですから、キリスト者は、主に忠実に従って歩めるように、主が平和をもたらされるようにと求め努めています。

キリストの誕生を祝うキリスト者は、人種や言語、宗教に関係なく、みんな兄弟・姉妹です。なぜなら、私たちは御父である、同じ神から来ているからです。私たちはみんな、同じように愛、喜び、平和、そして一致への強い願望を持っています。兄弟・姉妹として、お互いを分かり合って、いつくしみ、思いやり、交わりを行うようにと呼ばれています。兄弟愛は、平和への道です。 キリスト者としての私たちの望みは、神の愛の賜物であるキリストをじっくりと見つめながら、神の御摂理に信頼し続けられるように、勇気を頂くことです。私たちの平和、そして世界の平和のためにいつも祈りましょう。

クリスマスと2022年新しい年の御挨拶を申し上げます。 神さまが、愛と平和、喜びで、皆さま方を祝福して下さいますように。 

奈良ブロック司牧担当
ポーリン・フェルナンデス