公開ミサ再開について、奈良ブロック信徒のみなさまへ

♱主の平和
日ごとに秋めいてまいりましたが、みなさまいかがおすごしでしょうか。
新型コロナウイルスの感染急拡大と奈良県内の医療体制のひっ迫、近隣府県への緊急事態宣言発出に伴い、奈良ブロックでは8月15日の被昇天の祭日から、一か月半の間公開ミサを中止してきました。とくに第五波においては、急激に感染者が増加、各都道府県では連日過去最多を更新する事態となりました。医療体制のひっ迫の中で自宅療養中に重症化される方も増える中で、一日も早い終息を祈り続けられたことと思います。

このたび、奈良県をはじめ、国内の感染者も減少し、医療状況も改善がみられるようになりました。そこで、ブロック司牧チームでは10月3日の主日ミサより、公開ミサを再開することにいたしました。まずは主日ミサを優先して再開し、週日ミサは17日の週から再開いたします。
しかし、感染が完全に終息したわけではありません。専門家からは、第六波が年内にやってくるという指摘もあります。なによりウイルスが存在する以上、感染再拡大の可能性は常にあるということです。そのため、公開ミサの再開にあたっても慎重に進めていく必要があります。

従って、公開ミサは8月以前と同様に、感染対策を徹底した上で人数制限を設けて行います。また、奈良ブロック内外の他教会へのミサに参加することもできません。ワクチン接種を受けた方も含めてマスク着用、手指の消毒など、以前にもまして感染対策を徹底していただくようお願いいたします。
また、感染拡大傾向がみられる場合には、公開ミサを急遽中止させていただくこともありますので、どうぞご理解ください。

引き続き主日ミサ参加の義務は免除されていますので、ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、そのような方がご家族にいらっしゃる方、体調がすぐれない方など、ミサ参加に不安に感じる方はどうぞお休みになってください。

みなさまの心と体のご健康を心からお祈り申し上げます。

2021年9月30日              

奈良ブロックモデラトール 柳本昭
担当司祭     ホン・ユンハク
                               司牧チーム一同