公開ミサ再開について、奈良ブロック信徒のみなさまへ

✟主の平和
日ごとに春めいてまいりました。みなさまいかがおすごしでしょうか。
オミクロン株による新型コロナウイルスの感染急拡大と奈良県内の医療体制のひっ迫、近隣府県へのまん延防止措置の発出に伴い、奈良ブロックでは1月21日から公開ミサを中止してきました。今回の第六波においては、急激に感染者が増加、各都道府県では第五波を大きく超える感染者数を記録しました。オミクロン株は重症化率が低いといわれながらも重症者用病棟の使用率は50%を超え、亡くなられる方も増加する中で、不安のうちに一日も早い終息を祈り続けられたことと思います。

このたび、奈良県をはじめ、国内の新規感染者も減少傾向がみられるようになり、奈良県の医療状況も少しずつではありますが改善してきました。18都道府県に出されていたまん延防止措置についても解除が決定されました。そこで、ブロック司牧チームでは3月20日の主日ミサから、公開ミサを再開することにいたしました。まずは主日ミサを優先して再開し、週日ミサは当面の間中止いたします。
しかし、今回の再開は感染がいまだに広がっている中での暫定的な措置となります。そのため、公開ミサの再開にあたっても慎重に進めていく必要があります。
従って、公開ミサは以前と同様に、感染対策を徹底した上で人数制限を設けて行います。また、奈良ブロック内外の他教会へのミサに参加することもできません。マスクの着用、手指の消毒、換気、密を避け会話を控えるなど、以前にもまして感染対策を徹底していただくようお願いいたします。
また、感染拡大傾向がみられる場合には、公開ミサを急遽中止させていただくこともありますので、どうぞご理解ください。

引き続き主日ミサ参加の義務は免除されていますので、ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、そのような方がご家族にいらっしゃる方、体調がすぐれない方など、ミサ参加に不安に感じる方はどうぞお休みになってください。

ともに復活の喜びを分かちあえるよう、みなさまの心と体のご健康を心よりお祈り申し上げます。

2022年3月17日              

奈良ブロックモデラトール 柳本昭
担当司祭     ホン・ユンハク
司牧チーム一同